インポートの処理過程および実行用のサンプルについて説明します。
インポート処理について
アプリケーションよりインポートするファイルおよびimport commandを送信します。
指定したパスにテンポラリフォルダを生成し、受け取ったファイルを保存します。
保存されたファイルを読み取り、commandによりデータを抽出します。
Dataset(PlatformData)に変換します。
データをアプリケーションに送信します。
Excelの場合、commandによりsheet一覧をDatasetに変換したり、複数のsheet dataを複数のDatasetに変換して送信することができます。
nexacro-xeniで生成されるDatasetのデータタイプは全てStringであるため、、バインディングされるDatasetでレイアウトとデータタイプを指定してあげる必要があります。
生成されたファイルは作業完了後にすぐに削除されます。
nexacro-xeniでExcelファイルのインポート実行の流れ
インポート時にserver modeで動作する場合、サーバーに既に保存されているファイルを利用し、該当のファイルは作業完了後にも削除されません。import file modeの詳細については、nexacro studioよりHelpをご参照ください。
実行用のサンプル
Excelファイルをnexacro-xeniによりアップロードし、抽出したデータをGridコンポーネントに表示する方法を説明します。
nexacroの画面
1
以下のサンプル画面では、[File Open]ボタンをクリックすると、ファイル選択ダイアログが表示されます。
part1_04_02
part1_04_03
2
選択したファイルがnexacro-xeniにアップロードされ、インポートされた結果がGrid上に表示されます。
part1_04_04
nexacroのソースコード
ExcelImportObject.importDataの詳細については、nexacro studioよりHelpをご参照ください。
this.Button00_onclick = function(obj:Button, e:nexacro.ClickEventInfo) { this.url = "http://127.0.0.1:8080/nexacro-xeni-java/XExportImport"; this.importObj = new ExcelImportObject("Import00",this); this.importObj.set_importtype(nexacro.ImportTypes.EXCEL); this.importObj.addEventHandler("onsuccess", this.Import00_onsuccess, this); this.importObj.addEventHandler("onerror", this.Import00_onerror, this); this.importObj.set_importurl(this.url); this.importObj.importData("","Body=Sheet1!A1:F6;output=ds","ds_excel=ds"); }
ExcelImportObjectイベント
インポートの処理結果はイベントを通じて確認することができます。
Event Name | Description |
---|---|
onerror | インポートの実行中、エラーの発生時にに発生するイベント |
onsuccess | インポートのの作業完了時に発生するイベント |