インポート機能

インポートの処理過程および実行用のサンプルについて説明します。

インポート処理について

  1. アプリケーションよりインポートするファイルおよびimport commandを送信します。

  2. 指定したパスにテンポラリフォルダを生成し、受け取ったファイルを保存します。

  3. 保存されたファイルを読み取り、commandによりデータを抽出します。

  4. Dataset(PlatformData)に変換します。

  5. データをアプリケーションに送信します。

    Excelの場合、commandによりsheet一覧をDatasetに変換したり、複数のsheet dataを複数のDatasetに変換して送信することができます。

    nexacro-xeniで生成されるDatasetのデータタイプは全てStringであるため、、バインディングされるDatasetでレイアウトとデータタイプを指定してあげる必要があります。

  6. 生成されたファイルは作業完了後にすぐに削除されます。

nexacro-xeniでExcelファイルのインポート実行の流れ

インポート時にserver modeで動作する場合、サーバーに既に保存されているファイルを利用し、該当のファイルは作業完了後にも削除されません。import file modeの詳細については、nexacro studioよりHelpをご参照ください。

実行用のサンプル

Excelファイルをnexacro-xeniによりアップロードし、抽出したデータをGridコンポーネントに表示する方法を説明します。

nexacroの画面

1

以下のサンプル画面では、[File Open]ボタンをクリックすると、ファイル選択ダイアログが表示されます。

part1_04_02

part1_04_03

2

選択したファイルがnexacro-xeniにアップロードされ、インポートされた結果がGrid上に表示されます。

part1_04_04

nexacroのソースコード

ExcelImportObject.importDataの詳細については、nexacro studioよりHelpをご参照ください。

this.Button00_onclick = function(obj:Button, e:nexacro.ClickEventInfo)
{
	this.url = "http://127.0.0.1:8080/nexacro-xeni-java/XExportImport";


	this.importObj = new ExcelImportObject("Import00",this); 
	this.importObj.set_importtype(nexacro.ImportTypes.EXCEL);
	this.importObj.addEventHandler("onsuccess", this.Import00_onsuccess, this);
	this.importObj.addEventHandler("onerror", this.Import00_onerror, this); 
	this.importObj.set_importurl(this.url);
	this.importObj.importData("","Body=Sheet1!A1:F6;output=ds","ds_excel=ds");
}

ExcelImportObjectイベント

インポートの処理結果はイベントを通じて確認することができます。

Event Name

Description

onerror

インポートの実行中、エラーの発生時にに発生するイベント

onsuccess

インポートのの作業完了時に発生するイベント