アプリ開発環境設定

nexacroのAndroidアプリは、Androidアプリの開発ツールであるAndroid Studioを利用して開発したり、nexacroの製品群の一つであるアプリビルダー（App Builder）を利用して開発することができます。この章では、Android Studioを利用してアプリを開発する方法について説明します。基本的な開発手順は、一般的なAndroidアプリを作成する方法と同じです。

Android Studioセットアップファイルは、基本的にSDKツールが含まれています。下記のサイトにて、環境に応じてインストールファイルをダウンロードすることができます。

https://developer.android.com/studio/index.html

アプリプロジェクト開発

アプリ開発環境が設定された場合、Android Studioを実行してAndroid OSで動作するアプリを作成することができます。アプリプロジェクトを進行する前に、nexacro studioで生成したアーカイブファイルは、指定したパスに配置する必要があります。

プロジェクト生成

他のプロジェクトの作業中に、新しいプロジェクトを生成する場合は、下記のメニューで生成することができます。

File > New > New Project

選択したテンプレートに基づいて、構造、画面レイアウト、ファイルなどの構成が異なります。ここでnexacroアプリを追加のための基本的なアプリ形で十分なのでEmpty Activityを選択して、[Next]ボタンをクリックします。

プロジェクトウィンドウが表示され、必要なファイルは自動的にダウンロードしてインストールします。

メニューの[File>Project Structure]から「JDK location」を選択して、「Embedded JDK」を選択します。

nexacroライブラリ設定

アプリの開発時に使用できるように提供されているnexacro Androidアーカイブ（AAR）ファイルをAndroidプロジェクトに設定します。別の設定は必要ありません。決められたパスにコピーします。

ライブラリファイルを実際のプロジェクトフォルダの指定された場所にコピーするには、プロジェクトウィンドウの上部でビューオプションを[Project]に変更します。Android Studioをインストールした後、デフォルトビューモードを[Android]から[Project]に設定すると、フォルダ構造を確認することができます。

コピーは、ファイルエクスプローラで、Android Studioに直接コピー/貼り付けが可能です。それぞれのパスにファイルを貼り付けたときに、下図のようにファイル名とパスを変更することができるCopyウィンドウが表示されますが、内容を変更せずに「OK」ボタンをクリックします。

リソース設定

アプリで使用するロード画像、アイコン、メッセージ、レイアウトなどを設定するための手順です。リソースファイルを端末の画面サイズ、密度に応じて作成した後、適切なフォルダに配置すると、Androidシステムは、ユーザに最適化されたビューを提供します。

基本リソースはnexacro Androidアーカイブ（AAR）ファイルに含まれています。基本リソースを利用する場合には別途設定は不要です。

リソースに関する詳細は、Androidマニュアルを参照してください。

画像設定

アプリで使用する画像は、resフォルダの下に密度に応じて適切なフォルダに指定します。たとえば、ロード画像はdrawableフォルダに、アプリアイコンはmipmapフォルダに指定します。適用する画像ファイルは、アプリがサポートする解像度に応じて別々にフォルダを設定する必要があります。

文字列設定

基本文字列の設定はnexacro Androidアーカイブ（AAR）ファイルに含まれたstrings.xmlファイルの設定によって適用されます。基本文字列の設定を変更する場合はresフォルダ配下のvalues、values-ko、 values-ja、values-zhフォルダにstrings.xmlファイルを作成してから、変更したい項目のみ設定してください。

下記のコードはnexacro Androidアーカイブファイルに含まれたstrings.xmlファイルの内容です。配布バージョンによって内容が異なることがあります。

$r_title(values-ja\strings.xml)
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<resources>
    <string name="AddManifest_Permission">Manifestファイルに権限を追加したり、アクセスを許可します。</string>
    <string name="Additional_Permission">追加の権限の認証が必要です。</string>
    <string name="AllowUse_Permission">この機能を使用するには、アクセスを許可します</string>
    <string name="Allow_Permission">エンジンの更新の正常な機能のために適切な権限が必要だから権限を付与します。</string>
    <string name="Allow_StoragePermission">アプリケーション設定のアプリの権限で*ストレージ*アクセスを許可します。</string>
    <string name="BeingUpdated">アップデート中です。</string>
    <string name="Denied_Permission">エンジンの更新権限を拒否に終了します。</string>
    <string name="Init_nexacro_engine">nexacroエンジンを初期化します</string>
    <string name="LoadingPleaseWait">ローディング 。。。\nお待ちください。</string>
    <string name="check_license">ライセンスチェック</string>
    <string name="checkforupdates">アップデート確認中です。</string>
    <string name="copy">コピー</string>
    <string name="cut">カット</string>
    <string name="downloadingforupdates">アップデートダウン中です。</string>
    <string name="execute_frameworkscript">フレームワークスクリプトの実行</string>
    <string name="executing_framework">アプリケーションをロードします（フレームワークを実行します）</string>
    <string name="exit">出口</string>
    <string name="fd_cancel">キャンセル</string>
    <string name="fd_ok">確認</string>
    <string name="filter">フィルター</string>
    <string name="force_close">アップデートが完了しました。</string>
    <string name="home">ホーム</string>
    <string name="installforupdates">アップデート設置中です。</string>
    <string name="load_application">応用プログラムロード</string>
    <string name="load_bootstrap">アプリケーションをロードします（ブートストラップ）</string>
    <string name="load_extendmodule">拡張モジュールロード</string>
    <string name="load_failapplication">ADLファイルロード失敗. クリックすると閉じます</string>
    <string name="load_frameworkmodule">フレームワークモジュールのロード</string>
    <string name="loadingFail">初期ロードに失敗しました。\n再起動してください。</string>
    <string name="loading_application">アプリケーションをロードします（アプリケーションをロードします）</string>
    <string name="move">移動</string>
    <string name="needupdate">アップデートがあります。\n完了した後に, 再起動してください。</string>
    <string name="nofilename">ファイル名がありません。</string>
    <string name="notexist">起動ファイルがありません。\n再起動してください。</string>
    <string name="paste">貼り付け</string>
    <string name="preparing_framework">アプリケーションをロードします（フレームワークを準備します）</string>
    <string name="selectall">全て選択</string>
    <string name="selectword">単語選択</string>
    <string name="ssl_invalid">SSL証明書が有効ではありません。続きますか。</string>
    <string name="start_initialize">初期化</string>
    <string name="updateFail">アップデートが失敗しました。\n再起動してください。</string>
    <string name="upper">上位</string>
    <string name="wantreplace">同一のファイル名があります。上書きしますか？</string>
</resources>

文字列は、ユーザーの状況に合わせて変更することができます。ただし、上記に定義された文字列のnameは、アプリで固定的に使用するため、変更しません。

英語文字列ではない日本語や韓国語などの文字列を追加するには、resフォルダの下にvalues-ja、values-koのようにフォルダを追加して、strings.xmlファイルを追加します。詳細については、Androidマニュアルを参照してください。

レイアウト設定

基本レイアウトの設定は、nexacro Androidアーカイブ（AAR）ファイルに含まれたnexacro_app.xml ファイルの設定によって適用されます。の設定を変更する場合は、layoutフォルダにnexacro_app.xml ファイルを作成してから設定してください。レイアウトファイルの新規追加は[File > New > XML > Layout XML File]より行います。

下記のコードはnexacro Androidアーカイブファイルに含まれたnexacro_app.xmlファイルの内容です。配布バージョンによって、内容は異なることがあります。

$r_title(layout\nexacro_app.xml)

<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<FrameLayout xmlns:android="http://schemas.android.com/apk/res/android"
    xmlns:tools="http://schemas.android.com/tools"
    android:id="@+id/nexacro_activity"
    android:layout_width="match_parent"
    android:layout_height="match_parent"
    android:background="@android:color/transparent" >

    <com.nexacro.view.NexacroLayout
        android:id="@+id/nexacro_layout"
        android:background="@android:color/transparent"
        android:layout_width="match_parent"
        android:layout_height="match_parent" >
    </com.nexacro.view.NexacroLayout>

</FrameLayout>

フォント設定

Packing Update Type項目で「Update(Local+Server)」もしくは「Local」を指定している場合、Resourceタブで設定したUserFontを使用することができます。ただし、Update Type項目で「Server」を指定している場合はResourceタブで設定したUserFontを使用できずAndroid StudioのProjectでassetsフォルダ配下にfontsフォルダを作成してフォントファイルも併せてビルドする必要があります。

Android Studioでフォントを設定する手順は以下の通りです。

UserFontファイル作成の詳細についてはUserFontファイル作成 をご参照ください。

@font-face {
  font-family : 'NOTO';
  font-style : normal;
  src : local("NotoSansCJKkr-Regular");
}

@font-face {
  font-family : 'NOTO';
  font-style : normal;
  src : local("NotoSansCJKkr-Bold");
}

Config設定

基本Configの設定は、nexacro Androidアーカイブ（AAR）ファイルに含まれたnexacro_config.xmlファイルの設定によって適用されます。Configの設定を変更する場合は、xmlフォルダに nexacro_config.xmlファイルを作成してから設定してください。

下記のコードはnexacro Androidアーカイブファイルに含まれたnexacro_config.xmlファイルの内容です。配布バージョンによって、内容は異なることがあります。

$r_title(xml\nexacro_config.xml)

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<nexacro-config>
    <application style="default" dialog-position="bottom" file-logging="true" quiet="false" loglevel="debug" tracemode="none" traceduration="-1"/>
    <notification enable="true" handler="com.nexacro.notification.DefaultHandler"/>
    <xpush-server request-missing-message="false" sender-id="1234567890"/>
    <updator cancelable="true" force="true" restart="false" errormsg="true" quiet="false" failpass="true"/>
    <log filepath="%SD_CARD%nreLog.log" filesize="408960" backupfilecount="5"/>
</nexacro-config>

nexacro_config.xmlに設定できる機能は、下記のとおりです。

ビルド環境設定

Androidプロジェクトの生成時にデフォルトで作られたMainActivity.javaファイルとAndroidManifest.xmlファイルをnexacro環境に合わせて変更します。

MainActivity.java

プロジェクトの生成時にアクティビティ名を指定しますが、別に変更しない場合は、MainActivity.javaという名前で生成されます。[プロジェクト>app>src>main>java]フォルダで指定されたパッケージ名の下にMainActivity.javaファイルを選択して、下記のように変更します。

$r_title(MainActivity.java)


package com.example.helloandroid;

import com.nexacro.NexacroResourceManager;
import com.nexacro.NexacroUpdatorActivity;

import android.content.Intent;
import android.os.Bundle;
import android.view.View;

public class MainActivity extends NexacroUpdatorActivity {

    public MainActivity() {
        super();

        setBootstrapURL("http://[URL]/start_android.json");
        setProjectURL("http://[URL]/");
    }

    @Override
    protected void onCreate(Bundle savedInstanceState) {

        NexacroResourceManager.createInstance(this);
        NexacroResourceManager.getInstance().setDirect(false);

        Intent intent = getIntent();
        if(intent != null) {
            String bootstrapURL = intent.getStringExtra("bootstrapURL");
            String projectUrl = intent.getStringExtra("projectUrl");
            if(bootstrapURL != null) {
                setBootstrapURL(bootstrapURL);
                setProjectURL(projectUrl);
            }
        }

        super.onCreate(savedInstanceState);
    }

    @Override
    public void setContentView(View view) {
        super.setContentView(view);
    }

}

上記のコードで太字で表示されている部分は、ユーザーが環境に合わせて変更する必要があります。

15〜16行は、ブートストラップアドレスとプロジェクトソースのアドレスを設定する部分です。setBootstrapURLメソッドの引数は、nexacro studioで作成されたstart_android.jsonファイルが配置されたサーバーのURLを指定して、setProjectURLメソッドの引数は、該当プロジェクトのソースがジェネレートされたパスを指定します。ジェネレートソースのパスの先に「/」を付けます。

15 setBootstrapURL("http://192.168.0.1:8080/nexacro/_android_/start_android.json");
16 setProjectURL("http://192.168.0.1:8080/nexacro/_android_/");

22〜23行は、アプリのUpdate Typeに応じて変更します。Update Typeはnexacro studioでPacking（Archive＆Update）時に設定しますが、Update Typeが「Server」である場合には、23行のsetDirectメソッドの引数を下記のように「true」に設定します。Update Typeが「Update（Local+Server）」もしくは「Local」タイプである場合には、「false」に設定します。

22 NexacroResourceManager.createInstance(this);
23 NexacroResourceManager.getInstance().setDirect(true);

onCreate内でsetScreenidメソッドを使用すると、screenidを目的の値に設定することができます。

public void onCreate(Bundle savedInstanceState) {
    NexacroResourceManager.createInstance(this);
    NexacroResourceManager.getInstance().setScreenid("Tablet_screen");
}

AndroidManifest.xml

AndroidManifest.xmlファイルは、[プロジェクト>app>src>main]に位置し、アプリの基本的な情報と、特定機能の実行時に必要な情報を含んでいます。基本的に必要な情報は、下記のコードを参考にして作成します。下記の内容にて、太字のpackage、MainActivityについては、プロジェクトの設定に基づいて指定する必要があります。

$r_title(AndroidManifest.xml)


<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<manifest xmlns:android="http://schemas.android.com/apk/res/android"
    package="com.example.helloandroid">

    <uses-feature
        android:glEsVersion="0x00020000"
        android:required="true" />

    <!-- network access Permission -->
    <uses-permission android:name="android.permission.INTERNET" />
    <uses-permission android:name="android.permission.ACCESS_NETWORK_STATE" />
    <uses-permission android:name="android.permission.ACCESS_WIFI_STATE" />
    <uses-permission android:name="android.permission.CHANGE_WIFI_STATE" />
    <uses-permission android:name="android.permission.CHANGE_NETWORK_STATE" />

	<!-- storage access permission -->
	<uses-permission android:name="android.permission.READ_EXTERNAL_STORAGE" />
	<uses-permission android:name="android.permission.WRITE_EXTERNAL_STORAGE" />
	<uses-permission android:name="android.permission.READ_INTERNAL_STORAGE" />
	<uses-permission android:name="android.permission.WRITE_INTERNAL_STORAGE" />

    <application android:label="@string/app_name"
        android:allowBackup="true"
        android:icon="@drawable/ic_launcher"
        android:theme="@style/AppTheme"
        android:hasCode="true"
        android:hardwareAccelerated="true"
        android:requestLegacyExternalStorage="true"
        android:usesCleartextTraffic="true">

        <activity
            android:name="com.example.helloandroid.MainActivity"
            android:label="@string/app_name"
            android:theme="@style/Theme.AppCompat.NoActionBar">
            <intent-filter>
                <action android:name="android.intent.action.MAIN" />
                <category android:name="android.intent.category.LAUNCHER" />
            </intent-filter>
        </activity>

        <activity
            android:name="com.nexacro.NexacroActivity"
            android:alwaysRetainTaskState="true"
            android:configChanges="orientation|keyboardHidden|screenSize"
            android:launchMode="singleTop"
            android:theme="@android:style/Theme.NoTitleBar"
            android:windowSoftInputMode="adjustResize" >
        </activity>
    </application>

</manifest>

AndroidManifest.xml > 追加権限の設定

配布するアプリの機能に応じて、必要な権限とその他の情報を追加で指定します。例えば、カメラ機能を使用する場合は、下記のような項目を追加する必要があります。

...
<uses-permission android:name="android.permission.CAMERA" />
<activity android:name="com.nexacro.deviceAPI.CameraListener"
	android:screenOrientation="landscape">
	<intent-filter>
   		<category android:name="android.intent.category.LAUNCHER" />
	</intent-filter>
</activity>
<uses-feature android:name="android.hardware.camera" android:required="false"/>
<uses-feature android:name="android.hardware.camera.autofocus"
	android:required="false"/>
...

下記は、よく使用される機能の権限設定のコードです。必要な項目のみAndroidManifest.xmlファイルに追加します。このほか、Androidで定義したすべての権限のリストを表示するにはManifest.permissionを参照してください。

<!-- AudioPlayer, AudioRecorder -->
<uses-permission android:name="android.permission.RECORD_AUDIO" /> 
<uses-permission android:name="android.permission.MODIFY_AUDIO_SETTINGS" />

<!-- Call -->
<uses-permission android:name="android.permission.CALL_PHONE" />

<!-- Contact -->
<uses-permission android:name="android.permission.READ_CONTACTS" /> 
<uses-permission android:name="android.permission.WRITE_CONTACTS" />

<!-- Camera -->
<uses-permission android:name="android.permission.CAMERA" /> 
<activity android:name="com.nexacro.deviceAPI.CameraListener" android:screenOrientation="landscape">
	<intent-filter>
    	<category android:name="android.intent.category.LAUNCHER" />
	</intent-filter>
</activity>
<uses-feature android:name="android.hardware.camera" android:required="false"/>
<uses-feature android:name="android.hardware.camera.autofocus" android:required="false"/>

<!-- Geolocation -->
<uses-permission android:name="android.permission.ACCESS_COARSE_LOCATION" />
<uses-permission android:name="android.permission.ACCESS_FINE_LOCATION" />
<uses-permission android:name="android.permission.ACCESS_LOCATION_EXTRA_COMMANDS" />

<!-- Map -->
<uses-permission android:name="com.google.android.providers.gsf.permission.READ_GSERVICES"/>
<uses-library android:name="com.google.android.maps" /> 
<meta-data android:name="com.google.android.maps.v2.API_KEY" android:value="user value" />

<!-- SMS -->
<uses-permission android:name="android.permission.SEND_SMS" /> 
<uses-permission android:name="android.permission.RECEIVE_SMS" /> 
<uses-permission android:name="android.permission.READ_SMS" /> 
<uses-permission android:name="android.permission.WRITE_SMS" />

<receiver android:name="com.nexacro.deviceAPI.SmsRecv">
	<intent-filter>
		<action android:name="android.provider.Telephony.SMS_RECEIVED" />
	</intent-filter>
	<intent-filter>
		<action android:name="android.provider.Telephony.WAP_PUSH_RECEIVED" />
		<data android:mimeType="application/vnd.wap.mms-message" />
	</intent-filter>
</receiver>

<!-- Vibrator -->
<uses-permission android:name="android.permission.VIBRATE" />

<!-- Bluetooth -->
<uses-permission android:name="android.permission.BLUETOOTH" />
<uses-permission android:name="android.permission.BLUETOOTH_ADMIN" />
<uses-permission android:name="android.permission.ACCESS_COARSE_LOCATION" />

<service
	android:name="com.nexacro.deviceAPI.BluetoothLEAdapterService"
	android:enabled="true"
	android:exported="true">
</service>

<!-- ExternalAPI -->
<uses-permission android:name="android.permission.GET_TASKS" />

<!-- Etc -->
<uses-permission android:name="android.permission.GET_ACCOUNTS" />
<uses-permission android:name="android.permission.READ_PHONE_STATE" />

AndroidManifest.xml > FCMの設定

<!-- Adding NexacroNotificationService -->
<service android:name="com.nexacro.notification.NexacroNotificationService">
	<intent-filter>
		<action android:name="com.google.firebase.MESSAGING_EVENT" />
	</intent-filter>
</service>

<!-- Adding NexacroActivity intent-filter -->
<activity android:name="com.nexacro.NexacroActivity"
	android:launchMode="singleTask"
	android:noHistory="false"
	android:hardwareAccelerated="true"
	android:windowSoftInputMode="adjustResize"
	android:configChanges="orientation|keyboard|keyboardHidden|screenSize|navigation|uiMode">
	<intent-filter>
		<action android:name="OPEN_NEXACRO_ACTIVITY_EXAMPLE" />
		<category android:name="android.intent.category.DEFAULT" />
	</intent-filter>
</activity>

FCMサービスを利用する場合には、build.gradle設定に下記の項目を追加する必要があります。Android Studioで自動的に設定されてなければ、確認後に追加してFirebaseコンソールで作成した「google-services.json」ファイルをモジュールのパスにコピーします。

buildscript {
	// Adding repositories 
	repositories {
		google()  
		jcenter()
	}
	dependencies {
		classpath 'com.android.tools.build:gradle:3.2.1'
		// NOTE: Do not place your application dependencies here; they belong
		// in the individual module build.gradle files
		// Adding google service
		classpath 'com.google.gms:google-services:4.0.1'
	}
}

allprojects {
	// Adding repositories 
	repositories {
		google()
		jcenter()
	}
}

task clean(type: Delete) {
	delete rootProject.buildDir
}

dependencies {
	implementation fileTree(include: ['*.jar'], dir: 'libs')
	implementation 'com.android.support:appcompat-v7:27.1.1'
	implementation 'com.android.support:support-v4:27.1.1'
	implementation 'com.google.android.gms:play-services-maps:16.0.0'
	implementation 'com.google.android.gms:play-services-location:16.0.0'
	implementation 'com.google.firebase:firebase-core:16.0.6'
	implementation 'com.google.firebase:firebase-messaging:17.3.4'
	compile 'com.android.support:multidex:1.0.3'
	implementation 'com.android.support:design:27.1.1'
	implementation files('libs/nexacro.aar')
}
apply plugin: 'com.google.gms.google-services'

AndroidManifest.xml > ImagePicker、Camera、FileUpload、FileDailogの設定

$r_title(file_paths.xml)
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<paths xmlns:android="http://schemas.android.com/apk/res/android">
    <external-cache-path name="cache" path="."/>
    <external-files-path name="files" path="./"/>
</paths>

$r_title(AndroidManifest.xml / FileProvider)
<provider
	android:name="android.support.v4.content.FileProvider"
	android:authorities="${applicationId}.fileprovider"
	android:exported="false"
	android:grantUriPermissions="true">
	<meta-data
		android:name="android.support.FILE_PROVIDER_PATHS"
		android:resource="@xml/file_paths"/>
</provider>

<!-- AndroidX -->
<provider
	android:name="androidx.core.content.FileProvider"
	android:authorities="${applicationId}.fileprovider"
	android:exported="false"
	android:grantUriPermissions="true">
	<meta-data
		android:name="android.support.FILE_PROVIDER_PATHS"
		android:resource="@xml/file_paths"/>
</provider>

$r_title(build.gradle / exifinterface)

dependencies {
    implementation 'com.android.support:exifinterface:28.0.0'
	//AndroidX
	implementation 'androidx.exifinterface:exifinterface:1.3.2'
}

ネットワーク未接続状態でのアプリ起動方式の設定

nexacro studioでアプリをパッキングする際にUpdate TypeをLocalやUpdate(Local+Server)に設定すると、ネットワーク接続がなくてもアプリを起動することができます。一般的にネットワーク接続が必要ない場合にはLocalタイプを使用しますが、ネットワークに接続している状態でアプリを起動した後にローカルファイルでアプリが動作する必要がある場合にはUpdate(Local+Server)タイプを使用することができます。このようにネットワーク接続が必要ないか、もしくは問題発生時にアプリ単独で起動可能にするためにはアプリのビルド時に、起動に必要なファイルをロードして配布する必要があります。

アプリを起動するために必要なファイルは、モジュール、ソース、リソース、およびstart_android.jsonとして、nexacro studioでPacking(Archive&Update)を実行して取得できます。このファイルをAndroidプロジェクトでアセット(Asset)のarchiveフォルダに積載した後、アプリをビルドすると、ネットワーク接続がなくてもアプリを起動することができます。

プロジェクトのappを選択して、マウス右ボタンをクリックします。次のようにコンテキストメニューから[New>Folder>Assets Folder]を選択して、[プロジェクト>app>src>main]の下位にAssetsフォルダを生成します。

[プロジェクト>app>src>main>assets]フォルダを選択した後、[New>Directory]メニューを使用して、archiveディレクトリをassetsフォルダの下位に生成します。

nexacroアプリケーションのモジュール、ソース、リソースファイルを[プロジェクト>app>src>main>assets>archive]フォルダにコピーします。Windowsエクスプローラでファイルを選択した後、Android Studioにコピー/貼り付けします。

Android Studioのプロジェクトウィンドウでassets/archiveフォルダとファイルが正常に追加されたことを確認します。

ビルド

アプリテスト

1. Android端末をPCにUSBで接続してすぐテストすることができます。端末を直接接続する場合には、端末に開発オプションである[USBデバッグ]を設定して、端末に合うドライバをインストールしてください。

2. Android StudioでRunメニューを実行します。RunメニューはAPKを生成及びデバイスにインストールして実行まで行うことができる機能です。実行命令を下せば、どの端末で実行するかを選択することができます。

Run > Run 'App'

アプリ実行ログは、Android Studio下部のLogcatを介して確認することができます。

インストールファイル生成

完成されたアプリを配布するためには、アプリを認識することができるkeystoreを生成し、署名されたAABファイル、APKファイルを生成する必要があります。keystoreファイルは最初の1回のみ生成しており、以後アプリが更新されたときは、最初に生成されたkeystoreファイルを使用します。

keystoreとSigned APKを生成する方法は、GoogleのWebページを参照してください。

上部メニューの[Build>Generate Singed Bundle/APK]を選択します。

基本設定はAABファイルの生成です。必要に応じてAPK項目を選択し、APKファイルを生成することができます。