アプリのキャッシュ

開発したアプリはサーバーから毎回ダウンロードせず、ネットワークを効率的に使用するためにキャッシュを使用します。

キャッシュの種類

nexacroがサポートするキャッシュの種類は以下の通りです。

キャッシュレベル

説明

none

キャッシュ機能を利用しません。

dynamic

サーバーでファイルが更新された場合にのみ再度受信します。

サーバーのファイルが更新されていない場合には、ローカルのキャッシュファイルを再利用します。

session

アプリの起動時に1度だけ受信しアプリを終了するまでローカルのキャッシュファイルのみ使用します。(アプリの起動時にサーバー上のファイルがローカルのキャッシュファイルと一致する場合にはローカルのキャッシュファイルを再利用します。

static

サーバーから1度でも受信したことのあるファイルに対し、アプリを再起動してもローカルのキャッシュファイルのみ利用します。

(ただし、Type Definitionに指定されたサービスグループのVersion情報が変更された場合にはファイルを再度受信します。)

WREでの実行時の参考事項

nexacro studioでの実行時の参考事項

コンポーネント、オブジェクトによって異なるcachelevelが適用される場合の参考事項

(各プロジェクトのserviceグループに設定されたcachelevelとは別の動作です。)

キャッシュの適用方法

以下はnexacro studioのType Definition Editor画面の説明です。

  1. キャッシュは登録されたサービスグループにのみ適用されます。

  2. “./Base/”フォルダ配下の全てのファイルに対しキャッシュが適用されます。

  3. キャッシュの種類を選択します。

  4. 各サービスに対してバージョンを設定している場合、staticである状態で再度ファイルを受信することができます。

nexacro.getEnvironment().services["Base"].set_cachelevel("none" )