nexacro studioは、nexacroアプリケーションを設計、開発、テスト、デバッグ、配布などの一連の作業をサポートする強力な統合開発環境(Integrated Development Environment、IDE)です。デザイン画面を提供して迅速にアプリ画面をデザインすることができ、結合状態やコンポーネント間の関連を直感的に確認することができます。
nexacro studioのインストール
nexacro studioは、nexacroのインストールパッケージに含まれています。配布されたセットアップファイルを実行すると、インストール準備が始まります。
Setupファイルは32ビット版、64ビット版の2種類があります。
32ビット版:NexacroN_SetupStudio.exe
64ビット版:NexacroN_SetupStudio_x64.exe
1つの端末に両方ともインストールすることはできません。
既にインストール済のnexacro studio 32ビット版を64ビット版にアップデートしたい場合は、32ビット版を完全にアンインストールした後に64ビット版をインストールしてください。
アップデート時に既存のオプション、プロジェクト一覧などの情報はそのまま維持されます。
セットアップファイルを実行すると、セキュリティ警告が表示されます。必ず[実行]を選択してください。
デスクトップにショートカットアイコンを作成する場合は、[デスクトップに~ショートカットアイコンを作成]項目にチェックを入れます。「Nexacro 実行環境をインストール]は初めてのインストールの場合は必ず選択する必要があり、2回目以降のインストールで既存のSDKを維持して開発ツールのみアップデートする場合はチェックを外してください。
프로그램 설치 시작
[終了]ボタンをクリックしてプログラムのインストールを完了します。[Nexacro Studio 実行]項目にチェックが入っている場合、インストール完了後にnexacro studioが起動されます。
프로그램 설치 완료
インストールファイル
nexacro studioをインストールしたフォルダ内の生成される主要なファイルとフォルダは以下の通りです。
SDK > <version> | |
---|---|
フォルダ名 | 説明 |
help | - nexacroヘルプフォルダ コンパイルされたHTMLヘルプファイル(compiled html help、CHM)で提供します。 |
nexacrolib | - nexacroライブラリフォルダ インストールされたバージョンのライブラリファイルが含まれているフォルダです。 metainfoファイルが含まれています。metainfoファイルは、nexacro studioでのみ使用するファイルであり、配布対象ではありません。 |
embedded | - nexacro内で使用するnexacroアプリ グリッドコンテンツエディタやエミュレータのようにnexacroを使用して作成された機能に関連するソースコードが保存されているフォルダです。 |
SetupRuntime | ビルド時に参照するOS別モジュールファイルが含まれているフォルダです。 |
theme | - テーマフォルダ nexacro studioのテーマ、オペレーティングシステムごとのデフォルトテーマファイルが含まれているフォルダです。 |
ファイル名 | 説明 |
nexacro.exe | - NRE実行ファイル |
ResourceUpdater_x64.exe ResourceUpdater_x86.exe | - NRE配布ファイルの生成、実行ファイル |
nexacromigrator.exe | - 以前のバージョンのプロジェクトのマイグレーション実行ファイル |
Tools | |
フォルダ名 | 説明 |
license | - ライセンス関連ドキュメントフォルダ 製品ライセンス、オープンソースライセンス関連ドキュメントファイルが含まれているフォルダです。 |
ファイル名 | 説明 |
nexacrodeploy.exe | - プロジェクトジェネレート、難読化実行ファイル |
nexacroemulator.exe | - エミュレータの実行ファイル |
nexacrostudio.exe | - nexacro studioの実行ファイル |
nexacromoduledeveloper.exe | - nexacro Module Developer実行ファイル |
caddy.exe | - ローカルWebサーバー実行ファイル |
インストールする製品のバージョンによってインストールされたファイルのリストが一部変更されることがあります。
OSが64bit版の場合、SDKフォルダ配下の実行ファイルは%ProgramFiles%フォルダ配下にもインストールされます。
ライセンス認証
nexacro studioの初回起動時に下記のようなライセンス認証画面が表示されます。ライセンス入力画面では、「Application/Service Name」と「Developer License Key」の2つの項目に対して、ご購入されたライセンス情報を入力します。「User Name」には任意の名前を入力します。
正常な値を入力した場合、次のようなメッセージが表示され、ライセンス認証が完了します。
無効な値もしくはすでに認証済のライセンスキーを入力すると、以下のようなエラーメッセージが表示され、ライセンス認証は行われません。
無効な値を入力しているか、既に認証済である場合場合
ライセンス認証画面はnexacro studioのメニュー[Help > About Nexacro Studio]より表示することができます。
実行環境設定
nexacro studioの実行環境を設定します。Perspective、Command Type、Themeを設定することができます。設定した項目は、メニューの[Options>Environment>General>Development Tools]で変更できます。
バージョンの確認
nexacro studioのメニューの[Help>About Nexacro Studio]を選択すると、インストールされたnexacro studioのバージョンと登録されたライセンス情報を確認することができます。
nexacro SDKのインストール
nexacro studioをアップデートせずに、nexacro SDKのみインストールしたりアップデートすることができます。専用インストーラ(NexacroN_SetupSDK.exe)により行います。
スタートページ
nexacro studioを初めて実行したときにスタートページを提供します。該当ページは、メニュー[Help - Start Page]を選択して使用することもできます。
startpage01
項目 | 説明 | |
---|---|---|
1 | New Project | 新規プロジェクトを作成します。 メニュー[File > New > Project]と同様です。 |
2 | Open Project | 既存のプロジェクトを開きます。 メニュー[File > Open > Project]と同様です。 |
3 | Recent Projects | 最近のプロジェクトのリスト メニュー[File > Recent Projects]と同様です。 プロジェクト名のみ表示しており、マウスをプロジェクト名の上に置くと、そのファイルのパスを表示します。 |
4 | Contents | 製品マニュアル、ホームページのリンクなどの情報を表示します。 |
5 | Do not show this on Startup | nexacro studioの実行時にスタートページを表示するかを設定します。 項目をチェックするとスタートページを表示しません。 |
最近のプロジェクトリストから頻繁に使用するプロジェクトは、ピン止めして固定項目として指定することができます。コンテキストメニューから[Pinned]項目をチェック状態に変更するか、プロジェクト名の横に表示されているピンをクリックすると、固定状態に変更することができます。固定項目はすべてのリストから上部に配置されます。
最近のプロジェクトリストに表示される項目の数は、メニュー[Options]項目の[Environment>General>Recent Files]項目で設定することができます。設定可能な最大値は16であり、最大値を超えると、固定されていない項目の中から順に削除されます。コンテキストメニューから[Delete]項目を選択すると、リストから削除することができます。
ヘルプの使用
ファンクションキー<F1>を押すか、メニュー[Help – Help]を選択します。
ヘルプ項目 | 説明 |
---|---|
Environment | プロジェクトで使用する環境情報を管理するEnvironmentオブジェクト |
Screen | Applicationで使用するスクリーン情報 |
Application | Applicationオブジェクト |
Form | Formオブジェクト |
Frames | MainFrame、ChildFrame、FrameSetなど |
Components | Component:アプリでUI要素として使用されるコンポーネント ContainerComponent:Formを接続するか、内部的にコンポーネントを配置するコンテナコンポーネント System Component:他のコンポーネントに含まれて表示されますが、独自のコントロールを持つコンポーネント |
NexacroAPI | 追加機能のために提供されるメソッド nexacro.base64Decode()形式で使用 |
Communication Objects | データ通信のために使用するオブジェクト XPushオブジェクトをサポート |
Data Objects | Dataset、DataObject、ColumnInfoオブジェクト |
Script | JavaScriptの標準オブジェクトで提供される機能を補完したオブジェクトまたはその他の必要なオブジェクト |
Event Objects | Eventオブジェクト |
EventInfo Objects | イベント情報の処理をサポートするオブジェクト |
Misc. Objects | Systemオブジェクトのように特定の機能をサポートするためのオブジェクト。 使用環境に応じて、サポートする項目が変更される場合があります。 |
DeviceAPI | NREに特化した機能をサポートするオブジェクト |
Appendix | その他の付録の項目 nexacrostudio Interface、オープンソースライセンス、その他の関連項目を提供 |