オプションの設定

nexacroモジュール・デベロッパーのメニューの「Tools > Option」を選択すると、開発環境を設定できます。

Project

Projectオプションは、nexacroモジュール・デベロッパーでプロジェクトが開いた状態でのみ表示され、プロジェクトごとに設定された値が別途に管理されます。

General

プロジェクトのデフォルトオプションを設定します。

項目

説明

Nexacro SDK

プロジェクトで利用するSDKバージョンを選択します。

SDKフォルダにインストールされているSDKバージョンの中から選択できます。

- Base Library: 選択したSDKに該当するBase Libraryフォルダを表示します。

- Setup Runtime: 選択したSDKに該当するSetup Runtimeフォルダを表示します。

必要に応じてBase Library、Setup Runtimeフォルダは選択したSDKバージョンと異なるフォルダを選択することができます。

Deploy


項目

説明

1

Merge

1 配布するJSONモジュールのファイルに登録されたJavaScriptファイルの一覧を1つのファイルに結合するかどうかを選択します。

2

Compress

2 空白文字とコメントアウトを消去します。

3 JavaScriptファイルを難読化します。

4 eval関数と関係なく難読化します。(推奨しないオプションです。)

Environment

nexacroモジュールデベロッパの基本環境を設定します。

General

プロジェクトを生成するデフォルトフォルダや最近のタスクリストの数字などの基本環境項目値を設定します。

Options[Environment - General]


項目

説明

1

Working Folder

新規プロジェクト生成時にプロジェクトを保存するフォルダを指定

2

Number of recent files displayed in the list

メニューの「File > Recent Files」に表示されるファイルリストの数を設定します。最大16個まで設定できます。

3

Number of recent projects displayed in the list

メニューの「File > Recent Projects」に表示されるプロジェクトリストの数を設定します。最大16個まで設定できます。

Startup

nexacroモジュール・デベロッパーの実行時の作業環境を設定します。

Options[Environment - Startup]


項目

説明

1

Show empty environment

空き画面で開始します。

2

Reopen last project

最後に作業したプロジェクトを自動で開きます。

3

Reopen the file(s)...

プロジェクトを開く際、最後に開いていたファイルを同時に開くかどうかを設定します。

Auto Recover

ファイルの編集時、自動復旧方式オプションを設定します。

Options[Environment - Auto Recover]

番号

項目

説明

1

Autosave interval(temporary file)

項目のチェック時に一時ファイルを作成します。

2

minutes

一時ファイルの作成周期を設定します。

3

Create backup (.bak) file automatically

バックアップファイルを作成します。

Font and Color

それぞれのウィンドウで使用されるFontとColorを設定します。

Options[Environment - Font and Color]

番号

項目

説明

1

Display items

設定の範囲を設定

2

Set General

Display Items配下の「General」項目で設定した値をDisplay Items配下の他の項目に反映します。基本Font、Colorのスタイルを設定し、他のDisplay Itemsを直接変更したい場合に使用します。

例えば、「General」項目のSizeの値を9に変更した後「Set General」ボタンをクリックすると、他の項目のSizeの値も全て9に変更されます。

3

Font

フォントを選択


Font Style

フォントのStyleを設定


Size

文字の最後のサイズを設定


Script

指定されたフォントで使用できる言語スクリプトを表示


Foreground

フォントのカラーを設定


Background

余白のカラーを設定

4

Strike Out

文字列に取消線を表示するかの設定


Underline

文字列にアンダーラインを表示するかの設定

5

Tab Size

タブのサイズを設定


Indent Size

タブコード入力のサイズを設定

6

Insert Spaces

タブのサイズだけ空白を表示


Keep Tabs

タブを維持

7

View Indentation Guide

タブコード入力の案内線のビューを設定


Auto Indent

自動タブコード入力を設定

8

Preview

設定されたOption値を適用させた画面プレビュー

Show Information

Composite Componentを生成した場合、XCDLファイルがタイトルを表示するかどうかを設定します。オプションを設定していない場合にはファイル名のみ表示されます。

Options[Environment - Project Explorer]


項目

説明


at Project Explorer

XCDLファイルのForm titletextプロパティ値をProject Explorerに表示します。


at Child Tab

XCDLファイルのForm titletextプロパティ値を編集画面のTabに表示します。

Script

Script編集画面で使用されるオプションを設定します。

General

Options[Environment - Script]

番号

項目

説明

1

Remove Event

プロパティウィンドウから生成されたイベントを削除したときに、イベント関数コードをコメントアウトするかどうかを設定します。

2

IntelliSense

Intellisenseの表示有無を設定します。

Intellisenseリストで表示されるItemの数字を設定します。

3

Auto Complate

閉じるBraceを自動的に追加するように設定します。

Version

スクリプト作成時に使用するJavaScriptのバージョンを選択します。選択したバージョンによってスクリプト・インテリセンスのサポート項目が変更され、Generate時にスクリプトのチェック規則が異なって適用されます。

Versionオプションでデフォルト値の「ECMAScript 2015(ES6)」を選択すると、実行環境によってスクリプトエラーが発生することがあります。ユーザ環境に応じてコードを作成する必要があります。

例えば、IE11でES6コード実行時にシンタックスエラーが発生し、画面が表示されないことがあります。

Versionオプションを「ECMAScript 2015(ES6)」に選択し、スクリプト編集ウィンドウで「Number.e」を入力したときに表示されるインテリセンス画面です。ES6からサポートする「Number.EPSILON」プロパティが追加で表示されます。

Versionオプションを「ECMA Script 5」に設定している状態で、スクリプト編集ウィンドウでES6のシンタックスで記述すると、スクリプトエラーとして処理されGenerateも正常に処理されません。

Generate

generateの実行に関連するオプションを設定します。

Options[Debugging - General]

番号

項目

説明

1

Auto Generate

ファイルの保存時にgenerateを自動的に実行するかどうかを指定します。

2

Message

generateの実行時に発生したメッセージを出力するかどうかを指定します。

Advanced

マウスホイール動作のオプションを設定します。

項目

説明

Customize mouse wheel in view

テキストエディタでマウスホイールの動作オプションを適用するかどうかを設定します。

Windows設定より優先的にnexacro studioでのみ適用するオプションです。

Number of lines to scroll at a time

マウスのホイールのスクロール動作時に、一度にスクロールする行数を設定します。

One page at a time

マウスのホイールのスクロール動作時、現在表示されている画面の行数だけ移動します。

フォントサイズやウィンドウのサイズによって異なることがあります。

Form Design

画面デザインに関連したオプションを設定します。

General

Form Designに関連するOptionを設定します。

Options[Debugging - General]

番号

項目

説明

1

Max Undo

Undoで復旧できる最大回数


Default Width

新規Formを生成する際の基本Widthを設定 (0~12000)


Default Height

新規Formを生成する際の基本Heightを設定 (0~12000)

2

Select Type

マウスでコンポーネントを選択する際に全部選択か部分選択かを設定

3

Layout

現在編集中のステップを表示します。

Guide

Formデザイン画面の目盛とガイドライン、Grid、Snap機能に対するオプションを設定します。

Options[Debugging - General]


項目

説明

1

Measure

Position単位を設定

2

Display ruler

Rulerを表示するかを設定


Display guidelines

Guidelineを表示するかを設定


Let component follow the movement of guidelines

ガイドラインに合わせてコンポーネントを配置した場合、ガイドライン移動時にコンポーネントを移動するかどうかを設定


Display current mouse position

ルーラにマウス座標を表示するかどうかを設定

3

Display dot grid

Dot gridを表示するかどうかを設定


Dot grid size

Dot gridの間隔を設定 (2~12000)


Display type

Dot gridの種類を設定

4

Snap to dots when moving Component

Canvas上でControlを移動するときにCanvas Dotに対してMagnetic機能を適用するかを設定


Snap to other components

when moving component

Canvas上でControlを移動するときに他のコンポーネントに対してMagnetic機能を適用するかを設定


Space between components

Canvas上でControlを移動するときに他のコンポーネントに対してMagnetic機能を適用する際に使用する間隔を設定

コンポーネントの選択後、方向キーで位置を移動するとき「Dot Grid Size」に指定したピクセルサイズの分だけ移動します。たとえば、「Dot Grid Size」の値が8であれば、方向キーを一度押すたびに該当方向に8ピクセルずつ移動します。

Ctrlキーを押したまま方向キーで位置を移動すると、1ピクセルずつ移動します。

Paste Special

Form Designでサポートされている「Paste Special」機能に適用するオプションを設定します。

Options[Form Design – Paste Special]

項目

説明

Property(Normal)

対象の一般プロパティを貼り付けます。

User Property

対象のUserプロパティを貼り付けます。

Event

対象のイベントを貼り付けます。

Bind Item

対象のバインド情報を貼り付けます。

Init Value

対象の InitValue情報を貼り付けます