オブジェクトの追加

新しいプロジェクトを生成してオブジェクトを追加する方法を説明します。追加できるオブジェクトは下記の通りです。

オブジェクト

説明

Composite Component

Formの上に1つ以上のコンポーネントを配置します。

nexacro.CompositeComponentを継承します。

Visible Object

画面に表示されるコンポーネントを生成します。

Buttonのようなコンポーネントを継承して実装するか、nexacro.Componentを継承して新しい形のコンポーネントを作成することができます。

Invisible Object

画面に表示されないオブジェクトを生成します。

Datasetのようなオブジェクトを継承して実装するか、nexacro.Objectを継承して新しいオブジェクトを作成することができます。

EventInfo Object

イベント発生時に伝達されるEventInfoオブジェクトを作成します。

ClickEventInfoのようなEventInfoを継承して実装するか、nexacro.EventInfoを継承して新しい形式のEventInfoオブジェクトを作成することができます。

Device Adaptor

nexacro.DeviceAdaptorを継承して実装するオブジェクトです。

Protocol Adaptor

nexacro.ProtocolAdaptorを継承して実装するオブジェクトです。

共通入力項目

項目

説明

Object ID

Object IDを設定します。

プロジェクト内のオブジェクトにリンクされたファイル名も、Object IDを基準に生成されます。

(Object IDを入力する前は、右のProject Preview領域に「undefined」と表示されます。)

Object Information

Inheritance

継承するオブジェクトを設定するか表示します。

Composite Componentはnexacro.CompositeComponentで固定され、残りのオブジェクトは左側のリストから継承するオブジェクトを選択します。

ClassName

Object IDに応じて自動的に入力されて表示します。

Description

作成しようとするオブジェクトの要約説明を設定します。

継承するオブジェクトを選択した場合は、該当オブジェクトのDescriptionが表示されます。

FinalClass

継承を許可するかどうかを設定します。

「false」に設定した場合は、他のオブジェクトの生成時に継承可能なオブジェクトのリストが表示されます。

継承を許可しないためには、「true」に変更してください。

Contents Information

Contents

Content Editorを使用するかどうか設定します。

Composite Component

Composite Componentはnexacro.CompositeComponentを継承する構造になっていて、構造を変更することはできません。

項目

説明

Object Information

Default Width

Formオブジェクトのwidthプロパティ値を設定します。

Default Height

Formオブジェクトのheightプロパティ値を設定します。

Visible Object

画面に表示されるコンポーネントを生成します。継承するコンポーネントを選択して、スタイルに関するプロパティを設定することができます。

項目

説明

Object Information

Default Width

コンポーネントのwidthプロパティのデフォルト値を設定します。

Default Height

コンポーネントのheightプロパティのデフォルト値を設定します。

Style

Inheritance

コンポーネントの基本スタイルを設定します。

- default

コンポーネントの領域を区分するための最小限のスタイルプロパティのみ指定(-nexa-border : 1px solid red)

- theme

現在使用しているテーマから継承したオブジェクトのスタイルプロパティを取得します。

Style Inheritanceプロパティ値を「theme」に設定する際の参考事項

- ステータスによるスタイルプロパティは取得しません。

- nexacro.Componentを継承した場合は指定されたテーマが存在しないため、スタイルプロパティが設定されません。

その他のオブジェクト

画面に表示されないオブジェクトを生成します。Design Scriptファイルを生成するかどうかを設定できます。

項目

説明

Misc.

Design Script

Design Scriptファイルを生成するかどうかを設定します。

モジュールのインストール時にnexacro studioの編集ウィンドウで必要な動作を定義する場合に使用します。

Invisible Object, EventInfo Object

継承するオブジェクトを選択して、下位項目を入力します。

Device Adaptor, Protocol Adaptor

継承するオブジェクトはユーザが変更できません。編集できる下位項目を入力します。

MetaInfoの詳細項目入力

生成するオブジェクトタイプを選択して項目を入力し、「Finish」ボタンをクリックすると、オブジェクトが作成されます。オブジェクトのMetaInfoの詳細項目を設定する場合は、「Next」ボタンをクリックしてください。

MetaInfoの詳細項目は、オブジェクト生成後に変更できます。

下記の内容をご参考ください。

MetaInfoの編集